こんにちは。
koeの李京玉(い・きょんおく)です。。
「ブリューゲルのバベルの塔」展に行ってきました。
朝一ゆっくりまわろうと思いきや
開館前から長蛇の列…
会場はブリューゲルの作品以外にも
同時代の宗教画・彫刻・油彩画・版画なども
多数展示されていて時代をイメージしやすく、
個人的にはハングルの解説文が添えてあったので、
とても親切な会場でした。
(カタカナが多い文章は読むのに時間がかかります)
注目の「バベルの塔」は
サイズが思ったよりもかなり小さくて驚き…
それでいて緻密に書かれた人物・風景の目の当たりにしていると
迫力の一言では言い表せないものがありました。
あ、見に来てよかった!としみじみ思いました。
図録などでは伝わらない感覚です。
米粒に文字を書くような…という表現がありますが、
塔の中の人物は3㎜ほどだそうで、
それにもかかわらずちゃんと描いている。
いくら拡大しても衰えて見えません。
一体いくつの時に描いた絵なのだろう…
(老眼で日々不便を感じているこの頃なので、思わず気になる…)
調べたところ、
ブリューゲルは1525~1530年頃生まれたとされていて、
この絵は1563年制作。
なので、33歳~38歳の時の作品になります。
(納得、納得!)
10月15日まで国立国際美術館(大阪・中之島)で開催中です。
♡