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映画「道~白磁の人」(監督高橋伴明、吉沢悠、べ・スビン)

こんにちは。koeの李京玉です。
3月9日から大阪アジア映画祭が開催されています。
オープニング上映作品は浅川巧さんの半生を描いた「道~白磁の人」。
さっそく見てまいりました。(一般公開は2012年6月7日~)

オープニングイベントには高橋伴明監督、浅川巧役の吉沢悠さんの舞台挨拶もありました。
吉沢悠さんはドラマ「ブラッディ・マンデイ」以来少し注目していた俳優さんだったので、
映画もとても楽しみにしていました。

林業技手として働くかたわら、朝鮮の白磁に魅了され、
民芸運動の先駆者柳宗悦さんに深く影響を与えた人物としてももちろん、
博愛の精神をもって、差別を受ける朝鮮の人を助け、
廃れ行く朝鮮の伝統文化を残そうと尽力する姿、
職場の同僚「青林」との友情、
23歳で朝鮮に渡り、40歳で病死するまでの半生が淡々と描かれていました。

朝鮮の服を着て、朝鮮の言葉で話していたといいます。
劇中の白のバジチョゴリ・ドゥルマギがすごく素敵でした。

ご自身の遺志によって韓国の土になった彼の墓は
今もソウルマンウリの墓地にあります。
一度訪ねてみたい、感謝の言葉を伝えたいと思いました。

◆公式サイトは http://hakujinohito.com/

映画「道~白磁の人」(監督高橋伴明、吉沢悠、べ・スビン)_c0185092_156021.jpg

by k-pojagi | 2012-03-11 15:08 | POJAGI工房 koe
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