こんにちは。koeの李京玉です。
先日岡山展の際、立ち寄った「倉敷意匠」で見つけた箸置きです。
箸置きに使うより、そのまま眺めて楽しみたい…
ショーケースで見つけたとき、
心の中で故郷の韓国の風景が広がりました。
作者は郡司(ぐんじ)庸久と奥様の慶子さん。
栃木県に工房を構える陶芸一家(庸久さんは3代目)だそうです。
韓国の伝統的な家の形、韓国の餅型、鳥、
寝そべる犬
(店員さんには猫といわれましたが、李の目にはどうしても犬に…)
など李にとってノスタルジーを感じさせるものばかり。
悩みに悩んで、
キワジップ(瓦屋根の家・上流階級の家)
チョガジップ(わら葺の家・庶民の家)
水鳥
の3点にしました。
日本の方が制作しても
その中にはしっかり韓国のエスプリが入っているように思いました。
極東のもっとも近い国どうしだから
共感する何かがきっとあるように思います。
ポジャギもそう。
しっとりと降る秋雨の中
時空を超えた空想にふける李でした。